
つれづれなるままに、日常感じたいろんなことを、コラムニストがお届けします。

こんにちは「わいんのお店萬」のソムリエです。
前回「南半球のワインがわかりやすくていいです」というお話をしましたが、実際にワインを買う時には、まず信頼できる酒屋さんを見つけることだと思います。
高価なワインばかりでなく日常的に飲める低価格のワインの品揃えが多いお店のほうがおすすめです。特に1,000〜2,000円ぐらいの価格帯が充実しているといいですね。そして保存方法も大切です。陽のあたるような場所にワインが置いてあるお店で買うのは注意が必要です。そして高価なワインが立てて置かれているのもよくないと思います。低価格のワインであれば、立てて置かれていても回転が早いので、そんなに気にされる必要はないと思います。
ワインをきちんと扱っているお店には、ワインアドバイザーやワインの専門の知識を持った人がいます。買う時には、その人にワインのタイプなどを伝えて、アドバイスをしてもらうといいと思います。レストランやワインバーでも同じことがいえると思います。お店の人と上手にコミュニケーションをとって好みを伝えましょう。
うちのお店でもよくお客様が「飲みやすいのがいいんだけど」と言われるのですが、「飲みやすいのがいい。」と言われると、とても難しいので、ワインのタイプを伝えてください。
タイプとは、『重い』『軽い』『甘口』『辛口』『渋みが強い』『渋みが弱い』など具体的に伝えていただくほうがアドバイスしやすいのです。そしてその日に飲もうと思うワインの本数や白か赤かそれとも両方かなども伝えてください。ワインには先に飲んだほうが良いワインがあります。飲む順番を考えて飲んだほうがより一層ワインを楽しめるので、ソムリエを上手に使ってください。
レストランでワインを選ぶのはホストの役目です。ワインを選んだらソムリエがワインを持ってきます。そしてホストは、銘柄、ヴィンテージ(年号)などが間違っていないかを確認してください。コルクが抜かれテーブルに置かれている場合には、コルクも確認してください。まれにコルクが病気になっていて不快な香りがする時があります。こんな場合はワインがダメになっている可能性があるからです。そして次にホストテイスティングがあります。目的は味わいのコメントや評価ではなく、劣化していないかどうかのチェックです。ゲストの方に悪くなったワインを飲ませないための毒味役です。ソムリエがグラスにワインを少しだけ入れてくれます。そしてホスト役の方はスマート(簡単)に色を見て、香りを嗅いで一口飲んでみます。OKであれば「結構です」とか「お願いします」とか一言伝えてください。このテイスティングの時には専門的な香りの表現ななどのおおげさなコメントはいらないのでご安心を。その後ソムリエがみなさんのグラスへワインを注いでくれます。
そしていよいよ乾杯ですが、この時にはグラスをぶつけないでください。薄いワイングラスはぶつけると割れる可能性があり危険なのです。乾杯する時は、目の高さまでグラスを持ち上げて「乾杯」と言うだけにしてくださいね。
これくらいのマナーさえ知っておけば大丈夫!今夜はちょっと気取ってレストランでワインなんていいかもしれませんよ。もしかするとワイン通だと思われたりして・・・。