
つれづれなるままに、日常感じたいろんなことを、コラムニストがお届けします。

こんにちは「わいんのお店萬」のソムリエです。
最近、シャンパンの話を耳にすることが多くなったような気がします。世界全体でシャンパンの消費が伸びているようで、主要都市には、シャンパンバーなるものができているとも聞いています。日本もシャンパンの輸入量が世界6位にまでなったそうです。
日本でシャンパンと言えば、ひと昔前まではクリスマスか結婚式の披露宴ぐらいしか飲まれていなかったのではないでしょうか。高級感はあるものの、飲んでみると美味しいと思えるものは、それほどなかったような気がします。しかし、最近飲むシャンパンはそれぞれの味わいの特徴の差はあるものの、美味しいものがとても多いことに気づきます。
昔は、スパークリングワインをすべて、シャンパンと言っていたのではないでしょうか。(私もワインを好きになるまでは、スパークリングワインはシャンパンだと思っていましたけど・・・)シャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方で造られた発砲ワインのことです。フランスでは、それ以外の発砲ワインは、ヴァン、ムスーやクレマン、イタリアでは、スプマンテ、スペインではエスプモーソと呼ばれています。
それでは、 スパークリングワインの造り方を簡単に説明します。まずワインを造ります。そして、そのワインの中に蔗糖と酵母を入れます。すると、酵母が糖分を分解して炭酸ガスができます。これを二次発酵といい、この二次発酵によってスパークリングワイン特有の泡が造られるです。シャンパンは、二次発酵を瓶の中で起こさせます。
イタリアでは、メトード・クラシコ、スペインではカバとラベルにかかれたものも、この方法で造られています。二次発酵を密閉したタンクの中で起こさせ、できたスパークリングワインを瓶につめる造り方もあります。
シャンパンには、法律で定められた規定があり、それに基づいて造られています。葡萄は、シャンパーニュ地方で収穫されたものを使い、醸造、生産されなくてはなりません。使用できる葡萄品種もきめられています。瓶づめ後、ヴィンテージシャンパン(収穫年の表示のあるもの)は最低3年間ノン・ヴィンテージ(収穫年表示のないもの)でも、15ヶ月の熟成義務があるなど、シャンパンを造るための数多くの規定があります。規定を覚えるのは難しいのですが、実際に飲んでみると解りやすい美味しさがあり、色々な料理にも合わせやすく、また料理がなくても美味しく飲めてしまう柔軟性があります。シャンパンならワインを合わせるのが難しい和食でも心配いりません。
鮨や天ぷらとも良く合います。家でワインを飲みたいけど、今日の料理には合わせづらいと思った時に、シャンパンを選んでみると結構あったりすることもあるのではないでしょうか。
シャンパンは価格も高いので、お手頃なスパークリングワインでもいいと思います。品質もとても良くなってきていて、美味しいものが沢山あります。
日常の生活の中でちょっとした特別の日を見つけて飲んでみてはいかがでしょうか。例えば、大事な仕事を始める時や、それがうまくいった日とか、彼女と喧嘩して仲直りする時やした時など、自分にとっての特別な日を作って飲んでみてはいかがでしょう。
料理だけでなく、色々な場面でも合わせやすく、時と場所を選ばない飲み物だとわかっていただけるかもしれません。
忘年会、クリスマス、正月、新年会、成人式、バレンタインデー、ホワイトデー、卒業、入学、転勤など年末から春までは特別な日を見つけやすいと思いますので、ぜひともシャンパンを飲んでみてください。喜びや楽しみをより一層大きく広げることができるのではないかと思います。