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ソムリエのひとりごと

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ソムリエのひとりごと

みなさん初めまして、私は“わいんのお店萬(Vin)”のソムリエです。今回ワインについて少しだけお話させていただくことになりました。よろしくお願いしますね。
うちのお店の名前の「萬」の読み方がわからなくて、よくお客様に尋ねられます。読み方は、ヴァンです。「ヴァン」は、フランス語でワインのことです。もともとはラテン語で、ぶどうの木はVitis(ヴィティス)といい、それから造ったお酒は、Vinum(ヴィヌム)といいます。これが語源となり、各国の呼び方が派生したようです。
前のところで話しましたように、フランス語はVin(ヴァン)、そしてイタリア、スペイン語はVino(ヴィーノ)、ポルトガル語はVinho(ヴィーニョ)、ドイツ語はWine(ヴァイン)、そして英語はみなさんよく知っていらっしゃるようにWine(ワイン)です。
こんなふうに呼び方についてだけでも各国に共通性があるのがおもしろいと思いませんか?

ワインについての文献として最も古いものは、紀元前2500年頃に書かれたもののようです。私も昔、学校の世界史の時間にならったおぼえのある「ギルガメシュ叙事詩」なのだそうです。ティグリス、ユーフラテス河のあたりに住んでいたシュメール人の残したもので、国王が洪水に備え船を造らせた時、大工たちに白や赤のワインをふるまったと書かれているようです。エジプト文明でもワインについて記されていて、ピラミッドの壁面にぶどうの栽培やワインの醸造についての絵が描かれているのだそうです。
このほか、ハムラビ法典と言うものをおぼえていらっしゃいますか?これも授業に出ていたのですが、紀元前1700年頃のもので「酒癖の悪い者には、ワインを売るべからず」と、商売に関する法律が定めてあったようです。古代の人も、酒を飲んでよっぱらって、他人に迷惑をかけるような人がいたのでしょう。今も昔も同じなのでしょうか。そんな太古の昔に思いをはせながら、ワインを飲むのも悪くないと思いませんか?秋の夜長にワインをゆっくりとたしなむのもたまにはいいかもしれませんよ。そんな時には“ワインのお店萬”によってみてはいかがでしょうか。みんなでワインの話をしながら楽しく飲みましょう。

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